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就労支援

就労支援とは

2015年4月より新たな生活困窮者自立支援制度がスタートし、自治体によっては任意事業である「就労準備支援事業」に
よる就労に向けた日常・社会的自立のための事業が始まっています。

お問い合わせ

相談センター一覧

受付時間 9:00~17:00
土日、祝日については受付しておりません。

仕事への橋渡し

SSSでは、2005年より法人独自の就労支援員「ぐっどわーくサポーター」を配置し、「SSS自立支援セミナー」やキャリアカウンセリングを通じて、
履歴書の書き方や面接のロールプレイ等の技術的な支援や、就労意欲の喚起を促す就労支援を行ってきました。
また、施設に「しごと相談ダイヤル」を設置することで、情報不足に悩む求職者への情報提供や企業への橋渡しを行っています。
そして、単純に就労に結び付けるだけではなく、自己分析、自己啓発を行うプログラムを導入し、働くことを通じて自己実現を図ることや社会参加を促し、
社会と繋がりを持つことを目的として、「経済的自立」の他、個々の「社会的自立」、「日常生活自立」も支援しています。

ぐっどわーくサポーター

キャリアカウンセラーやハローワークOBなど、就労に特化した支援員を配置し、
希望する利用者様を対象としたセミナーや個別相談を行っています。
2015年度は合計93回開催し、のべ702人が参加しました。

しごと情報ダイヤル

職種や勤務地、雇用形態や勤務日数など、求職者の希望に沿って、様々なインターネット媒体などを通じ、求人情報を提供しています。
2015年度は595件の求職情報提供を行いました。
また、面接時に使用するスーツ、ネクタイ、ベルト、靴など一式を貸し出しできるようにしています。

SSSスタッフとして雇用

SSS は生活困窮者の自立を支援する NPO として 2000 年 3 月より活動しており、その活動当初から雇用創出を行ってきました。
利用者様の中には飲食業で厨房に立っていた方や建設業でハンマーを握っていた方もいれば、経営者や公務員といった経歴の方もいます。
相談支援、生活支援、就労支援という過程の中でその人柄や能力に魅力を感じ、
SSS のスタッフとして働くことを選択肢の一つとして提案したことが「雇用創出制度」の始まりです。
生活困窮者を支援する無料低額宿泊所や相談センター等を運営する上で欠かすことのできない大切な役割
(支援スタッフをはじめ、調理、運転、建築リフォーム等)を利用者様が担うことで、
支援されるだけでなく「誰かの役に立つ」という実感を得ることができます。
また同時に、この取り組みは利用者様が一般就労(=自立)を目指す手前で自身の体力や体調を推し測るモノサシとして活用することが可能になります。
スタッフとなる利用者様は自身のペースや能力に応じて正職員、アルバイト職員、有償ボランティア等を希望することができ、
様子を見ながら自立へ向けたステップアップをしています。

2017年10月現在、合計802名のスタッフのうち、646名(80.5%)の元利用者様等、就労困難であった方が仕事や役割を得て活躍しています。

事例・利用者の声

性別
男性
年代
70代
現在
生活保護を受給し、自立支援施設にて生活中

なぜSSSを選んだのか

飲食店の事業に失敗して生活困窮状態となり、それが理由で家族とも離れました。やがてアパートも引き払うこととなり、初めてのことでどこに相談したらよいか分かりませんでしたが、行政に相談したところSSSにつながることができました。

SSSを利用して変わったこと

血小板に関する数値が思わしくなく、月1回の定期通院が必要でしたが、生活が落ち着いてきた頃に施設内の調理アルバイトとして採用されることになり、
給与収入と生活保護によって暮らしていくことになりました。その後、施設を出て近くのアパートに転居することになりましたが、転居してからも同じ施設に通い自分の生きがいとなった調理のアルバイトを続けています。

実績紹介

SSSの宿泊所を2017年に退所された方の約3.6割、1,519人が自立によって地域のアパート等へ転居しました。
また、403人が帰郷されるなど地域や家族等とのつながりを再度取り戻しています。
その他高齢者施設や障碍者施設等への転居も634人にのぼり、円満退所者の総数は2,556人と年々増加しています。
低所得高齢者の介護認定や障碍者の障害支援区分認定等の支援が適切に実を結んでいます。

実績紹介

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