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お困りの方へ

支援メニュー

SSSでは住まいや生活に困っている方の相談を受け止め、それぞれが抱える問題を解決していくための様々な支援メニューを用意しています。
大まかな流れは相談、住む場所の確保、生活再建、療養、仕事探し、アパート探しや老人ホーム探しとなりますが、
その方にあった個別のサポートをさせていただきます。

どんな方を支援しているのか

何らかの理由で「住まい」を失う恐れがある方や、すでに失ってしまった人方などが利用します。
たとえば、仕事を失い生活に困ってしまった方や病院を退院する際に帰る家が無い方など、
様々な理由で生活困窮状態にある方が利用されています。

性別

性別

基本的には単身男性が多く利用しますが、
女性専用施設や世帯(母子、夫婦、家族等)を受け入れ可能な施設を設け、女性の利用も受け付けています。
女性の施設利用は年々少しずつですが増加傾向にあります。
この要因としては社会的背景に女性の受け入れ施設が不足していることにより、宿泊所を利用するニーズが高まっていることがあげられます。

参考データ

女性新規利用者数

年代

年代

SSSの宿泊所を利用される方は何らかの理由で「住まい」が不安定な状態になっている方です。
高齢層(60歳以上)の利用が年々増加しており、新規利用される方の平均年齢はやや上昇傾向にあります。
また、その一方で若年層(49歳以下)は一定割合で推移していることから、
景気や制度の穴など「社会が抱える課題」の影響によって「住まい」を失いやすいのは高齢層と若年層と言えます。

利用後の生活について

利用後の生活について

SSSの宿泊所を2019年に退所された方の35.4%、1,369人が自立によって地域のアパート等へ転居しました。
また、439人が帰郷されるなど地域や家族等とのつながりを再度取り戻しています。
その他高齢者施設や障害者施設等への転居も620人にのぼり、円満退所者の総数は2,428人と年々増加しています。
低所得高齢者の介護認定や障害者の障害支援区分認定等の支援が適切に実を結んでいます。

よくあるご質問

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SSSの宿泊所はどんな人が利用するんですか?

何らかの理由で「住まい」を失う恐れがある方や、すでに失ってしまった人方などが利用します。
たとえば、仕事を失い生活に困ってしまった方や病院を退院する際に帰る家が無い方など、
様々な理由で生活困窮状態にある方が利用されています。

データベース参照

施設を利用するにはどうすればよいですか?

まずは最寄りの相談センターにご連絡ください。スタッフがご本人様の状況をお聞きし、ご案内させていただきます。
※簡単な事前審査があります。
※ご希望に沿えない場合があります。
※ご相談についての個人情報は保護されます。

相談センターはこちら

入所できるまでにどのくらいの期間がかかりますか?

空室がある場合には即日の入所も可能です。ご希望の地域、施設について、まずはお問い合わせください。
空きを待つ間の居所が無い場合には無料にてシェルターを利用することも可能です。
待期期間は施設の空き状況にもよりますが長くても2週間程度で調整可能です。
※施設の空きが無い場合にはそれ以上の期間がかかる場合もございます。

利用するのに費用はどれくらいかかりますか?

入所される施設により金額が違います。内訳として家賃・食費・光熱水費・管理共益費などをお支払いいただきます。
その他、施設により異なるものもございますので、詳細は、ご契約検討時もしくは相談センターにご連絡ください。
所持金や収入が無い方は、生活保護制度等を活用することも可能です。

施設に規則はありますか?

最低限のルールがあります。
自立に向けて規則正しい生活リズムを見につけるため、食事の時間や門限、掃除当番など施設によってルールがあります。
施設利用の手引きに詳細が記載されております。スタッフからの説明もございますので、入所時に詳しい内容をご確認ください。

施設利用の手引き【例】

建築・設備面でどのような防災対策がとられていますか?

火災時の対応として避難訓練を年2回実施し、非常時に備えています。
また、消防設備点検を法令に基づき実施し、地域の消防署への届け出をおこなっています。熱探知機、煙探知機、消火器は消防法に基づき設置し、一部施設によってはスプリンクラーや住宅用下方放出型自動消火装置(スペースシュッパー)、自動火災報知器の設置をしております。
その他、一定量の食糧などを各支部・施設に備蓄しています。
(※標準設備:熱探知機、煙探知機、消火器、誘導灯、避難具、避難誘導図、BCPと防災マニュアル、非常用食料・水の備蓄、AED)

居室の種類を教えてください。

個室、簡易個室、相部屋の3タイプになります。
利用についてはできる限り希望は尊重させていただきますが、施設の空き状況によっては困難な場合もございます。
施設入所後、希望の施設の空きができ次第移動することは可能です。詳しくはお問い合わせください。

食事の内容について教えてください。

食事については朝、夕の提供となります。※一部3食提供の施設もございます。
管理栄養士の指導の基、栄養バランスの取れた内容と成人男性に必要なカロリーを計算された食事になります。
お米とお味噌は国産使用。月2回のスペシャルメニューや季節限定の鍋メニュー等もご用意しております。
※一部、季節の鍋メニューの導入がない施設がございます。 
詳しくはお問い合わせください。

SSSの宿泊所でどんな生活をしているんですか?

自立に向けて各自のペースで生活をされています。
共同生活の中で最低限守るべきルールに沿って、自立を目指した生活習慣を身に付けていきます。
住民票の異動や各種手続きを済ませつつ、債務処理等、法律家の支援を必要とする場合は、弁護士事務所や法テラスへ足を運びます。
また、傷病のある方は通院や服薬に関するサポートを受け、稼働対象の方はSSS自立支援セミナーを受講するなど、各種就労支援を活用し、仕事探しをしていくといった生活を送ります。
各種支援を受けながら、心身の状態を整えることや社会生活に慣れることなど、自立へ向けた社会的リハビリの期間を過ごすこととなります。

データベース参照

SSSの宿泊所でどれくらいの期間過ごしているんですか?

平均して約3年程度です。
一見長いように感じますが、その背景には働くことができる若年層が自立し、行き場のない高齢者やSSSでの生活を望む高齢者が宿泊所に留まるといったことがあげられます。このことが入所期間の全体平均を引き上げる要因になっています。

データベース参照

貧困ビジネスではないのですか?

違います。当法人は社会問題を事業の手法を用いて解決していく『社会的企業』です。
貧困ビジネスとは、「貧困層をターゲットにしていて、かつ貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネス」のことです。
当法人では利用者様の自立のために各種支援をおこない早期自立をお手伝いしています。
年間2,441人(2015年)の自立転宅者を送りだし、貧困ビジネスと呼ばれる悪質な事業者や無届事業者とは一線を画した実績を出しています。

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