日本社会福祉学会第65回春季大会参加報告

日本社会福祉学会第65回春季大会(平成29年5月28日開催)
テーマ「教育と福祉における協働の論点を探る」

教育と福祉、一見すると、生活困窮者支援とは関わりが薄いように思えるテーマですが、教育と福祉はどちらとも“人と人がケアする”代表的な分野です。

にもかかわらず、これまで両者が遠い存在であった反面、子どもの貧困、幼児虐待、いじめなどの問題の背景には、社会格差や非正規雇用などの大人の問題が影響しています。

また教育の現場では、教職員の業務負担を、福祉の専門員や地域がケアをしていくことが求められています。

専門分野が異なる立場の者同士が、お互いの足りない部分を補うことが協働であり、ともに社会問題解決のためのジグソーパズルのピースとなる必要性が高まっています。

生活困窮者支援に携わる私たちエスエスエスも、これらの課題を視野に入れ、今後さらに地域や他分野をつなぐ活動をしていきたいと思います。

参加報告者 (生活困窮者自立支援法)銚子市自立相談支援事業
ちょうしサポートセンター 相談支援員 田代 良一

日本社会福祉学会第65回春季大会(2017年度)開催概要

次世代育成支援対策推進法に基づき行動計画を策定しました

SSSでは、次の世代を担う子どもたちの健全な育成を支援するため、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、一般事業主行動計画を策定しました。 当法人の正社員のうち、施設職員を除く運営管理スタッフは、30歳代が4割、女性が3割を超えています。 産休・育休を取得して職場復帰した女性職員も活躍しており、乳幼児を持つ職員が短時間勤務制度を利用した事例もあります。 今後さらに、仕事と子育てを両立しやすい雇用環境の整備に取り組んでまいります。 詳細はこちらをご覧ください。